海外での仕事・生活を通じ、日常生活から社会問題まで、一個人として感じたこと、疑問に思うこと、素晴らしいと思うことをつづる日記。自動車メーカー勤務を経てヨルダンのNGOで働きます。トルコ留学、アメリカ駐在は人生のターニングポイント。


by Yoshiko

ヨルダンに来たかった理由

今日のアンマンはいきなり秋の気配。
7ヶ月ぶり(大袈裟かもだけど)の雨が降ったようで、アラビア語の先生も大喜び。
初雪ならぬ初雨をペットボトルにためて顔をあらったり髪をあらったりすると健康に良いと言われているのだとか♪

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さて、今日は私がなぜヨルダンを選んだのか、記録しておきたいと思います。

私は今までヨルダンに来たこともなければ、仕事でヨルダンに関わった事もありませんでした。
ヨルダンのイメージといえば、映画アラビアのロレンス、死海、ペトラ遺跡、難民を受け入れている国というレベルの知識でしたが、偶然見つけた協力隊の募集案件(私がこれから携わる仕事)をきっかけに、ヨルダンの歴史や近隣諸国の中での立ち位置、国としての方針、募集案件が上がっていた街の状況などを調べると、まさに私が一番関心があり、追求していきたい事柄で溢れかえっていました。(以下箇条書き)

●ヨルダンは中東和平の中心
ヨルダン周辺国はイラク、シリア、イスラエルなど、現在も紛争や戦争が頻繁に起きて不安定な状況が続いているが、ヨルダンは比較的安定した状況を維持している。なぜ?

●ヨルダンは多民族国家
ヨルダン人の7割から8割はパレスチナ系とよばれ、また、ロシア系やトルコ系の少数民族も生活している。さらに、近年は人口の約3割はいると推測される難民の受け入れなど、他民族で構成されている国家である。どうやって今の状況になったの?何故平和を保てるの?

●ヨルダンはイスラム教とキリスト教が共存している
上述したポイントと重なるが、それら背景に伴いイスラムとキリストが共生・共存している。
特に私がこれから働く街サルトはキリスト教徒も多いそうなのだが、平和な古都として栄えている。
何故共生できる地域もあれば出来ない地域もあるの?

●ヨルダンは王国である
ヨルダン王国はハシーム家というイスラム教預言者ムハンマドの曽祖父の一門であり正統性がある。
王国ならではの良さとは何か、正統性とは何?

●ヨルダンの社会構造
ヨルダンの首都アンマンは非常に栄え、経済的に豊かな人もたくさんいる。
一方で、非常に貧しい暮らしをしている地域・人もおり、一体何がどうなるとこういう構造になるの?

●女性の社会進出
イスラム圏ではまさに今、Women Empowermentが叫ばれ始めたといっても過言ではありません。
一体現地の人はどんな気持ち・思いがあるのだろう。宗教とジェンダーの関係性って何だろう?

非常に直観的ですが、「ああ、この国&この街でどっぷり生活・働くのは必然だ」と偉そうで恐縮ですが、そう思いました。そして、これから本格的に国際協力分野に進むべきか決める為にも、きっとこの国での経験は(どちらに転ぶにせよ)非常に有意義な時間になると思い応募をしました。


国際協力に関心はあっても、どんな問題がどんな風に絡み合っているのか、しっかり把握できていませんでした。もちろん、本やネットの情報で上辺だけ拾ったような事は言えるかもしれませんが、腹の底から理解して納得しているかといったらそうではありませんでした。なので、こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、その道に行くなら一度ちゃんと自分の体と五感と脳みそを全て使って向き合う必要があると思いました。そして、今までの企業での経験全てを活かせる仕事をしつつ(ボランティアという究極な状況ではありますが)、本気で国際協力について考えるには、まずは”現場”に入る必要があると思いました。


ヨルダンに来たかった理由は自分勝手な理由もありますが、色んな巡り合わせで今があると思います。言い聞かせる面もありますが、30代前半までは色々挑戦して自分の素地を固めたいと思います。
ここヨルダンでどこまで出来るかはわからないけれど、日本や会社にいたら分からない事・出来ない事に沢山挑戦したい!!そんな気持ちです。



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by Yoshiko413F | 2017-10-10 01:23 | 生活 | Comments(0)